退屈な毎日の刺激に

結婚して10年、大恋愛で結婚した夫のことは完全に家族としてしか見れなくなり、もうこの人と裸で抱き合うということはできない、と感じるようになっていました。

嫌いになったわけではありません。
性格は今でも大好きです。でも、もう男としては見れない、夫も私の体を求めてはいないということをわかってしまいました。

子どももできず、30歳であきらめてしまってから、私はパートと家事をこなし、あとはひたすら一人でした。

夫は仕事の都合で週に二度ほどしか帰宅しません。
毎日退屈で、でも、どうしたらこの退屈から抜け出せるのかわからず、暇な時間をネットに頼るようになっていきました。

はじめは本当に暇潰しで悩み相談などを閲覧して返事を書いたりしていただけなのに、私と同じような境遇の女性が割りと多くて、出会い系サイトで知り合った人と仲良くなったなどと言う具体的なエピソードを見るうちに、私でももしかしたら楽しい出会いがあるのかもしれないと期待するようになっていました。

出会い系サイトに登録してしまえば後はものすごくスムーズでした。
次々私のような平凡な人妻に対して誘いのメッセージが届きます。

話し相手になってくれるだけでいいと思っていたのに、だんだんと会ってみたいに変わったのは、ある男性が学生の時に付き合っていた彼氏似だったからでした。

こんな単純な理由で私は、夫のいない日を狙って知らない男性に会うためにおしゃれをして出掛けてしまったんです。

こんなドキドキした気持ちは本当に久しぶりでした。

夫以外の男性と食事をして談笑して、私何してるんだろうと思いながら、店を出て肩を抱かれると当たり前のように彼についてホテルに入りました。

体を求められたのは2年ぶりでした。2年前、子どもをあきらめる前は、子作りのためのセックスを月に二度ほどしていましたが、正直挿入のみというもので、こんなに高揚した気持ちでするのはもっと以前のことでした。

初めて会った男性にこんなに大胆になれるのかと思うくらい私は夢中で彼を求め、受け入れました。

男性は32歳、視線を絡ませながら体をまさぐりあっていると、昔の彼氏に再会でもしているかのように思え、愛されていた時間を思い出していました。

体位を何度も変えられるなんてことも久しぶりです。お尻をつき出して何度も快感を感じることができました。
自分がバックからされることが好きだったことすら忘れていました。

また会ってほしいと言われたとき、私は迷いなく頷き、それ以降は月に二度ほど、ただセックスをするだけのために、彼と会い続けています。

この半年、退屈な生活は変わりませんが、会える日だけは特別です。

サイトの登録は残したまんま、もしこの彼と終わってしまったらまた利用するかもしれません。
夫との生活を壊す気はなく、自分では、本当に体を満たされたいだけのための逢瀬だと割りきって楽しんでいます。

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