夫にも秘密があるのだから

結婚して13年になります。子どもはいません。
商社に勤める夫とは円満で、夫もよく働いてくれるので、とても感謝しています。

「出会い系」にはまったのは、単に刺激が欲しかったというか、生活に潤いが欲しいと思ったためです。
でも最初は、「物は試し」のようなところがあって、決して深入りするつもりはありませんでしたし、夫以外の男性と話してみたい、という気軽な気持ちでした。

「出会い系」で知り合う男性は、たいていが、すぐに会ってセックスしたがるような人ばかりでしたが、ある時知り合ったのが、「中学のときから、いじめがきっかけになって不登校になり、高校に進学せず、今も引きこもり状態」という山根君(仮名)、22歳でした。

幼い時にお母さんと生き別れになり、その後、お父さんと暮らしてきたとのこと。
私は、話を聴いていくうちに彼が可哀想になり、メールでその都度、励ましていきました。
知り合って2カ月ぐらいして、彼がデパートの商品を梱包するアルバイトを始めるなどして、少しずつ、前向きに頑張れるようになって、私も嬉しかったです。

そのうち、彼の方から「励ましてくれたお礼にアルバイト代で御馳走したい」と言ってきて、会うことになりました。

和食店で会った彼は、気の弱そうな、青白い顔をした、年よりも若く見える感じの男の子でした。
彼に「想像していたより綺麗でびっくりしました」と言われて舞い上がってしまった私は、逆に御馳走してあげました(笑)。

その後もメールでのやり取りが続いたのですが、そのうち、電話でも話すようになり、やがて、夫が出張で家を空けるときには、スカイプで夜な夜な話したりするように。さらに、話の内容はエッチな方向になり、やがて、テレHするまでに……

彼は読書家で、言葉のセンスがあるというのか、言葉であんなに感じさせられたのは初めて、というぐらいに私は感じてしまいました。

彼はしきりに「会ってHしたい」とせがんできたのですが、私は、後戻りできなくなる自分が怖くで我慢していました。
しかしある時、夫の浮気を疑ったとき(後で「疑い」ではなく真実だったと分かりました)、彼と結ばれました。

その日、トラック運転手をしているお父さんと同じアパートで別々に住んでいる彼の部屋に行きました。ほとんど”ごみ屋敷”状態で、2時間ほどかけて片づけて掃除した後、昼食を作ってあげようとしたとき、彼に求められました。

万年床の上で裸にされた私。全身を、欲望の塊のようになった彼にいじられ、舐められ、何度も昇りつめました。
頼りなさげな外見とは違って、もう「テクニシャン」そのもの。「どこで覚えてきたの」と訊くと、「アダルト動画と妄想」と彼。

強く抱き締められて、長らくしたことがなかったディープなキスをしながら、ゴム越しでしたが勢いよく彼のほとばしりを受け止めました。簡単な食事のあと、再び、万年床の上で何度も、何度も……。

以来、週に1、2度、彼の部屋で逢っています。最初は、自信なさそうな彼でしたが、最近では堂々として来て、アルバイトのほうも順調で、もう少し頑張れば正社員になれる可能性もあるとか。

夫にも秘密があるのだから、こちらも秘密があって当然

それに、一人の未来ある若者を手助けしている、という手前勝手な言い訳を心の中でしながら、彼との楽しい時間を過ごしているのです。

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